2019年04月04日 14:48更新
高田公園でサクラの木の保護活動に取り組む上越市の「桜プロジェクトJ」が4日、サクラの花芽の数を調べ、木の健康状態を診断した。
「桜プロジェクトJ」は「100年後も元気な桜」をモットーに、5年前からサクラの木に肥料を与えるなど保護活動に取り組んできた。きのうは、その活動が木の健康づくりに効果があるか確かめようと、花の芽を数えた。花の芽が多いほど木が健康だということ。参加者ははじめに新潟県樹木医ネットワークの滝沢勤代表から花の数え方について説明を受けた。
調べたのは、開花宣言に使われる調査木など3本。一般的にサクラは1つの芽から複数の花を咲かせるが、滝沢さんによると、花が6つ以上だと健康状態は「旺盛」、4つか5つで「健康」、3つ以下は「衰弱気味」となる。
滝沢さんは「今回調査した木は花が3~4つで悪くない数字だった。ここ数年かけての取り組みの効果が表れている。これからもよりよい高田公園の桜が見られるよう活動していきたい」と話した。
サクラの花芽は前の年の夏に作られるため、木の管理は夏までが大切だということ。桜プロジェクトJでは、観桜会の終わった後、来月25日にサクラに肥料を与える作業を行う予定。
※ご覧の記事の内容は2019年4月4日(水)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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