2019年04月04日 14:00更新
町の防災活動を指導したり助言をする上越市防災アドバイザーに、17人が選ばれ3日、市から委嘱状が手渡された。
今年度防災アドバイザーとして活動するのは17人。防災アドバイザーは防災士の資格を持つ人などが地域で防災訓練や講習会を開くことで住民を指導したり、防災マップを作ったりする。また、市では防災アドバイザーと協力し、自主防災組織の結成を促している。
昨年度末現在、820ある町内会のうち、自主防災組織は661となっている。昨年度は防災アドバイザーの働きかけで新たに3つの組織ができた。その一方で、昨年度、防災訓練の実施率は65%となっていて、約3割の地域で訓練が行われていない状況。防災アドバイザーの奥泉稔さんは「隣近所の付き合いが大切。避難訓練が実施できるよう助言していきたい」と話した。
市では今後、アドバイザーとともに自主防災組織のない町内会に対し、組織の立ち上げを促すことにしている。市民安全課の熊木正茂課長は「近年、大きな災害が立て続けに発生している。万が一に備え、市民ひとりひとりが対応できるような体制を整えていきたい」と話した。
※ご覧の記事の内容は2019年4月4日(水)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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