2016年10月26日 10:32更新
小学生や中学生を対象にした上越地域初のプログラミング教室が妙高市関川に開校した。プログラミングはパソコンソフトやアプリなどを動かす設定のことで、スマートフォンや自動車など、幅広い分野で利用されている。欧米などでは6歳からプログラミングの授業が行われており、最近では国内でも東京や大阪など都市部では教室に通う子どもが増えている。
プログラミング教室「マイスクール」を開いたのは、イギリス出身のボルウェル・デイビッド・ブライアンさん。12年前に来日し、妙高高原中学校でALTを務めていたが、一度帰国。8年前に再来日し英会話教室の講師を務める。イギリスではグラフィックデザインの経験がありプログラミングに精通。その経験をいかし10月からプログラミングと英会話の教室を開校した。上越地域では初のプログラミング教室。
ブライアンさんは「外国では小学校からプログラミングを習っている。日本でも将来プログラミングが必要になる」と見据える。また文部科学省では小学校でのプログラミングの授業の必修化を検討しおり、今後、プログラミング教室の需要は高まると見ている。
ブライアンさんは「勉強と思えば、難しいくなり、嫌になる。子どもにとって、iPadやPCは楽しいもの。プログラミングはゲームのような感覚」と話し、教室では小中学生に興味を持って勉強してもらえるよう、iPadのプログラミングを学べるアプリを使ってゲーム感覚で学習する。このほか教室ではプログラミングを利用したゲーム作成や、画像や映像の編集、ホームページの作成も学ぶことができる。
英会話&プログラミング教室「マイスクール」
■教室:週1回、約1時間の授業
■住所:妙高市関川671-4
■問合せ:℡090-9804-4859