2017年02月28日 09:43更新
バレーボールで活躍している上越総合技術高校の新井雄大選手が27日、母校の上越市立稲田小学校を訪れ、サーブやスパイクなどを披露した。
全国的に活躍している先輩から直接話を聞いたり、プレーを間近に見ることで児童に夢や希望を持ってもらおうというのが目的。 児童から大きな拍手で迎えられた新井選手は、小学生時代の思い出やバレーボールをはじめたきっかけ、憧れの選手などについて話した。児童から「最高到達点3m50㎝、なぜそんなに高く飛べるのですか?」という質問に対しては「たくさん飛んで打った積み重ね」と話した。
続いて、新井選手がサーブとスパイクを披露すると児童から歓声があがった。間地でプレーを見た男子児童は「スパイクが強かった。新井選手のようなジャンプ力がつくよう練習したい」。また女子児童は「かっこいい。迫力があった」と驚いていた。
最後に5年生と6年生、教員から手作りの日の丸の応援旗がプレゼントされた。新井選手は「学校に来るのは久しぶりで懐かしかった。児童の反応にびっくりしたが、うれしかった。東京オリンピックも近づいてくる。自分もレベルアップしたい」と気を引き締めていた。
また、27日は新井雄大選手の後援会の第1回総会が行われ、新井選手が大学進学後、試合の時に参加者を集って応援に行くことや、健康管理にかかる費用の補助をすることなど、今後の指針が決定した。
新井選手は「たくさんの支援をありがとうございます。東京オリンピック出場に向けてこれからもがんばります」と抱負を語った。