2019年02月01日 16:25更新
上越市立東本町小学校の6年生が1日、スゲ笠づくりに挑戦した。
スゲ笠を作っているのは6年生57人。総合学習で伝統工芸の大切さを学ぼうと、小千谷市から講師を招いてスゲ笠の歴史や作り方を学んでいる。材料のスゲは去年夏、児童が小千谷市まで行って刈り取ったもの。はじめに、竹の骨組みにスゲをらせん状に巻きつけたあと、その上から円錐状にスゲを重ねる。このあとスゲを糸で縫って固定し、先端を桜の皮で止めたら完成だ。
菅笠づくりには、機械とはちがう手づくりのぬくもりを感じてもらうねらいもある。とはいえ、細かい手仕事ということもあり、児童たちは悪戦苦闘していた。
児童は「時間がかかって大変」「いつも作る人は大変」と話していた。スゲ笠づくりはこのあとも続き、今月中には完成させて、地区の神社に奉納することになっている。
※ご覧の記事の内容は2019年2月1日(金)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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