2018年11月27日 11:40更新
上越地域の5つのアマチュア劇団が参加した「第1回くびきのグランプリ演劇祭」が23日から25日までの3日間行なわれ、初代チャンピオンに「演劇集団 たかだShow劇場」が選ばれた。くびきのグランプリ演劇祭は、上越、妙高、糸魚川で活動している5つのアマチュア劇団のレベルを高めようと、くびきの演劇人連盟が初めて開いた。連盟のマル丸山、代表は「更なるレベルアップを図るためスポーツ的要素を取り入れ、観客に投票してもらい最優秀を決める。県内でもやっているところはないと思う。」と話す。公演は3日間で5つの劇団が2回ずつ登場した。演劇の評価は観客による投票で決め、演技、脚本など項目別に採点し、70点満点。その平均点に特別審査員の得点を加え、グランプリが決まる。審査の結果、初代チャンピオンに選ばれたのは上越市で活動する「演劇集団 たかだShow劇場」の『朝に死す』。
この作品は旧新井市出身の劇作家、清水邦夫さんの作品で見ず知らずの若い男女が出会って、互いの境遇を語り合うストーリー。主演男優の横山俊樹さんは「色んな劇団が出ていて緊張感があった。良い刺激になり、より良い作品ができた。」主演女優の長谷川恵里さんは「ミスも沢山あったが、観客に評価してもらいありがたい気持ちでいっぱい。次もグランプリを目指す。」と話していた。
【審査結果】
・最優秀作品賞 「演劇集団 たかだShow劇場」 『朝に死す』
・最優秀俳優賞 「空志童ユニットKIKI」 横尾さおり さん
・優秀俳優賞 「演劇集団 たかだShow劇場」 長谷川恵里 さん
・特別審査委員長賞 「演劇集団 たかだShow劇場」 長谷川恵里 さん
「STAGE D」 こだま さん
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