2018年11月23日 06:00更新

スマートフォンで雪の道路状況が確認できる社会実験を国土交通省高田河川国道事務所（高田かわこく）が今シーズンも始めた。情報を受け取るにはモニター登録し、専用アプリをダウンロードする必要がある。

アプリホーム画面

社会実験は今シーズンで3回目。対象区間は上越市、妙高市、糸魚川市にある国道8号、国道18号、北陸自動車道、上信越自動車道。

対象区間

通行止め、または走行できない車が発生、解消した場合、スマートフォンにプッシュ通知される。またアプリでは、国道と高速道路に設置されたライブカメラ31か所の画像を通して、道路状況を確認することができる。

通知画面のイメージ（プッシュ通知）

昨年度、アプリを利用したのは約1,100人。プッシュ通知の回数は171回と、前の年の18回を大幅に上回った。理由は沿岸部を中心に大雪だったため。

昨年度は通行止めが発生した場合、広域の地図が表示され拡大することができたが、拡大すると広域の地図と方角が異なって表示される不具合があった。今年度はこれを修正して見やすくしたという。

高田かわこくでは「雪が降れば除雪に取り組むが、情報発信をすることで交通障害の解消につながれば」と話している。

現在、高田かわこくではモニターを募集している。

【条件】
①自動車免許があり、日常的に車を運転する人
②上越エリアの国道8号・18号、高速道路を利用する人
③iOS、Androidのスマートフォンを所有し、専用の電子メールアドレスを持っている人

上越ふゆみち情報配信社会実験
■実験期間:2018年12月1日（土）～2019年3月10日（日）
※期間中であればいつでも参加可能 参加者にはアンケートを3月上旬に実施予定
■登録はこちらから⇒ http://www.hrr.mlit.go.jp/takada/sp/index.html