2018年11月12日 12:23更新
上越労働基準監督署は12日、労働安全衛生法違反の容疑で、上越市牧区の米持建設の現場代理人49歳の男を、新潟地方検察庁高田支部に書類送検した。
上越労働基準監督署によると、米持建設の49歳男性は、現場代理人として労働者を指揮監督するとともに労働者の安全を管理するものであるが、今年6月22日、上越市牧区宇津俣の法面補強工事現場において、クレーン機能付きドラグ・ショベルを用いて敷鉄板の敷設作業を行うにあたり、作業中に同車両に接触する危険があるか所に労働者を立ち入らせた。また同作業に係る場所の広さ等を考慮して、車両を使用するための作業計画を事前に作成しなかったもの。
その結果、作業中の同車両のクローラが滑り、路肩から転落した際、労働者が巻き込まれ、17m下に転落して死亡するという労働災害を発生させたもの。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.