2018年11月06日 17:16更新
今月9日から秋の全国火災予防運動がはじまる。それに先立ち、上越総合病院で6日、火災で取り残された患者を救助する訓練が行なわれた。
訓練は病院の6階から火が出て、患者が取り残された想定で行われた。参加したのは上越南消防署を中心とする消防署員と病院関係者合わせて60人あまりで、消防車両10台が出動した。
訓練では、消防署員が入院患者の避難状況を確かめながら、3階に複数の患者が取り残されているとしてロープなどを使って救出した。
救助された患者は、それぞれのけがの程度に応じて治療の優先順位を決める、いわゆるトリアージを判断され、ほかの病院へ運ばれた。この日は、はしご車を使った救助や放水訓練も行われ、署員は手際よく作業に取り組んだ。
上越南消防署の國弘泰昌署長は「火災の延焼の程度や要救助者がどこにいるか、情報を確実につかむことが重要」と、訓練を振り返った。また、上越総合病院の篭島充院長は「消防は指揮命令系統がしっかりしていた。病院側もしっかりやらなければいけないと思った」と、気を引き締めていた。
※ご覧の記事の内容は2018年11月6日(火)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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