2018年11月01日 15:33更新
妙高市の市道の除雪出動基準が、市町村合併後初めて見直された。これまでは降雪15㎝で出動していたが、この冬からは県道の基準と同じ10㎝に変わる。
これは31日に開かれた妙高市の道路除雪計画説明会で明らかになった。
それによると、これまで新たな降雪が15㎝になった場合に、早朝と日中の主に2回、除雪を行っていたところ、今年度からは10㎝になったら、除雪車が出動する。
また、出動するかどうかの判断は市が業者に指示を出していたが、今年度からは、業者がそれぞれ担当するエリアの降雪状況を確認し、各自の判断で出動する。業者が出動すると判断した場合は、あらかじめ決められた基準点での降雪の様子を写真に撮影し、市に報告書を提出することになる。
今回の基準変更によって、今後出動回数が増えると予想されることから、説明会に出席した除雪業者からは写真の提出の仕方や回数など、様々な質問や意見が出た。
妙高市建設課の杉本和弘 課長は「高齢化の進展、交流人口の拡大を考えたときに近隣市町村や県道並みの10㎝の出動基準に合わせた方がいいだろうと今回の改定になった。業者の負担は増えるが、市民の付託に応えるということで、我慢というか頑張ってもらいたい」と取材に答えた。
現在、妙高市が除雪を行う市道の総延長は全部で389㎞。また、歩道除雪の総延長は29㎞で、こちらの出動基準は昨年度までとかわらず降雪15㎝となっている。
※ご覧の記事の内容は2018年11月1日(木)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch)初回放送18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間1日19:00~8日19:00まで)
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.