2016年10月24日 09:22更新
上越・妙高の地酒が一堂に集まる「越後・謙信SAKEまつり」が10 月22日、23日に上越市本町商店街で開催され、2日間で12万1,000人が訪れにぎわった。去年より4,000人減ったが、出店ブースからは去年よりも売り上げが良かったとの声が多く聞かれた。
今年のSAKEまつりには、上越市と妙高市のほか、糸魚川市と佐渡市も参加し合計23の蔵元と、60を超えるグルメブースが並びにぎわった。県外からも多くの人が訪れ、専用のお猪口を片手に酒を飲み比べたりグルメに舌鼓をうったりと楽しんでいた。実行委員会では純粋に酒の祭りを楽しみに来場する人が増えてきていると話す。
また、会場には県が招いたシンガポールからの旅行客20人も訪れた。県や市では5年前からシンガポールで特産品の販路開拓や観光誘致をするなかで、上越地域の酒蔵の担当者が現地でPR活動をしてきた。今回の訪問は観光誘致の事業として県が招いたもので、SAKEまつりに訪れるのは初めて。参加者は日本酒やグルメを味わいSAKEまつりを楽しんだ。また、この日雁木通りプラザで行われた「おもてなし武将隊」のステージにも登壇し、武将隊と勝どきを上げた。
旅行者によるとシンガポールでは旅行が流行っていて、日本にはよく訪れるそうだ。「1年に一度だけでなく、3か月に1回くらい定期的にイベントを開催し、東京や北海道に次いで上越に来てもらえるようするべき」と話していた。