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コイで昔ながらの米作り 牧小児童が収穫!

2018年09月27日 22:44更新

お蔭さまで豊作です!

コイを使った昔ながらのコメ作りを学んできた上越市立牧小学校の児童が27日、稲刈りとコイの捕獲に挑戦した。Still0927_00002

上越市牧区では50年ほど前まで田んぼでコイを育てていた。コイを田んぼで育てることは、水中の虫を食べる他、泳ぎまわる事で水が濁り、雑草が生えにくくなる効果がある。この米作りは、地元の農事組合法人「雪太郎の郷」が伝統を復活させようと、牧小学校の5年生といっしょに取り組んできた。

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鯉は今年6月、田んぼ6アールに60匹を放している。27日は、牧小学校の5年生7人がコシヒカリの稲を刈りながら、コイの捕獲に挑戦した。

コイを捕まえた児童は「苦戦したけど捕まえられたのでよかった」「放流したときは水しぶきもあげず泳いでいたけど、捕獲するときはバシャバシャと暴れていたので大きく育ったんだなと思った。」と話した。

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コイの大きさは、田んぼに放した時7~8㎝ほどだったが、27日捕まえた中には30㎝級もいた。田んぼの管理とコイの世話をしてきた「雪太郎の郷」の佐藤健一代表理事は、「田んぼの近くに湧き水があるおかげで、干ばつの影響もなかった。コイがいるおかげで、農薬も使わずに稲は順調に育った」と話していた。

収穫を終えた児童は「コイの大きさも変わっていたのでびっくりした。田んぼに生き物を入れることで環境に良く、人にも優しい方法があるということを学んだ」と振り返った。

 

この後、児童は稲のハサ掛けにも取り組み、伝統的な農業を全身で体験する1日となった。捕まえたコイは地元の温泉施設、「深山荘」で鯉料理になるということ。

※ご覧の記事の内容は2018年9月27日(木)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch)初回18:30~

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