2018年09月26日 13:00更新
妙高市の小学生と母親がこの夏、長崎市を訪れて被爆者を取材し、長崎の平和新聞に記事を書いた。
長崎市で取材したのは、妙高市立新井北小学校4年生の木賀真之介さんと、母親の由子さん。2人は、長崎市にある日本非核宣言自治体協議会が発行する新聞「ナガサキ・ピース・タイムズ」の「親子記者」に選ばれ、先月8日から4日間、長崎市で平和関連の行事や被爆者を取材した。
その中から、真之介さんが記事にしたのは、県立長崎東高校の取材。この高校では、生徒が被爆者の声を英訳し、平和学習の教材としてDVD化した。その教材は国連のWEBサイトに掲載されたということ。
由子さんは「はじめは観光気分、行ったら言葉を失うほど考えさせられた、たいへん勉強になった」と話した。
木賀さん親子は25日、入村妙高市長を訪ね、長崎市での取材体験を報告した。
同席した妙高市非核平和都市、事業実行委員長の間島英夫さんは、日本人が忘れてはいけない4つの日として、沖縄終戦日、広島と長崎の原爆投下の日、終戦記念日をあげ、戦争の苦しさ、命の大切さを次世代に伝えていくことが戦没者への供養だと話した。
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