2018年08月04日 22:36更新
戦国武将上杉謙信の家臣、柿崎景家の遺徳をしのぶ、「柿崎時代夏まつり」が4日開かれた。まつりは今年で36回目。柿崎景家は謙信公配下の中でも戦上手といわれ、強さを誇った武将。柿崎区は景家が本拠地とした場所であることから、この時期に遺徳をしのぶ祭りが開かれている。午後3時からは景家公の墓がある同区芋島の楞厳寺で法要が営まれ、地元の人や観光客らが参拝した。そのあと、本堂前で柿崎景家軍と武田軍の真田幸隆の戦いを描いた殺陣が披露された。演じたのは地元の殺陣チーム「越後軒猿衆」と信州真田、殺陣サークル「眞」の14人。迫力のある殺陣のあとには拍手がわいた。殺陣をみた小学生は「強そうだった。柿崎景家が昔どんな武将だったか気になった。」と話していた。会場には神奈川県からはるばるこのイベントを見に来た女性3人組もいた。「柿崎景家のファン。インターネットでまつりを知って訪れた。ほかにも上杉家ゆかりの場所を巡っている。」と話していた。
また、メイン会場の柿崎区総合事務所でも太鼓の演奏や甲冑武者のアクションショーが行われたほか、多くの屋台がならび、沢山の人で賑わっていた。柿崎時代夏まつりの永原正幸副実行委員長は「人の出が多く、楞厳寺のイベントは過去一番の人が来てくれてよかった。この町でも柿崎景家について知らない人が沢山いる。こどもたちも含め、今後も多くの人に来てもらいたい。」と話していた。
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