2017年01月19日 15:14更新
雪の下に貯蔵し、甘みが増した雪下野菜の販売が19日から上越市大道福田の農産物直売所「あるるん畑」で本格的に始まった。
今朝「あるるん畑」に続々と運び込まれた雪下野菜。専用のコーナーが設けられ、ハクサイ、キャベツ、ダイコンなど6種類が店頭に並んだ。
「あるるん畑」を運営するJAえちご上越では、毎年この時期に雪下野菜を販売している。野菜は雪の中で貯蔵することで、寒さから身を守ろうと、糖分を貯え甘みが増す。雪国の特性を生かした価値をつけることで野菜の消費を拡大させる狙いだ。
今年は雪の降り始めが遅かったため、コーナーが設けられたのは例年よりも1か月ほど遅くなった。あるるん畑の担当者は「やっと雪下野菜をお客様にお届けすることができ安心した」と胸をなでおろし「生で普通の野菜と食べ比べてもらえれば、雪下の甘みが伝わる」とPRした。
さっそく買い求めた客は「雪下のキャベツを温野菜にして毎朝必ず食べている。何もかけなくても甘みがあっておいしい」と話した。生産者によると、雪下野菜は漬物してもおいしいということ。雪下野菜は来月まで「あるるん畑」で販売される予定。
※2017年1月19日 ニュースLiNKで放送 18:30~