2018年07月14日 19:17更新
県立高田北城高校の同窓会が14日、上越市で開かれた。これに合わせ、北城高校の卒業生で上越妙高駅のお出迎えキャラクター「ウェルモ」の生みの親で知られるイラストレーター、大塚いちおさんが講演し、絵を通して地域の魅力を発信したいと話した。
北城高校の同窓会は毎年開かれている。出席したのは昭和22年から平成11年にかけて卒業した約150人。
これに合わせ上越市出身でイラストレーターの大塚いちおさんの講演が行なわれた。テーマは「描き、発信していくこと」。大塚さんは31年前の昭和62年に北城高校を卒業した。現在はNHK Eテレの「みいつけた!」のキャラクターデザインや、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」のオープニングに登場するイラストなどを手掛けている。
また上越妙高駅のお出迎えキャラクター「ウェルモ」の生みの親でもある。大塚さんはスクリーンに写真を映しながら自身の経歴をはじめウェルモを作った経緯を紹介した。
さらに大塚さんはこのウェルモを活用して上越妙高駅を多くの人に知ってもらおうと、地元の子どもや住民と協力して横断幕を作ったこと。そして北陸新幹線の開業日に上越妙高駅で横断幕を広げ、駅の利用者を歓迎したことも紹介した。
大塚さんは故郷について「古い町だが楽しくなる要素がたくさんある。描き、発信していくことが上越市の何かになってくれれば」と、今後も絵を通して地域と関わっていく考えだ。
同窓会の草間美江子会長は「大塚さんが手掛けるキャラクターの番組を孫が見ていて、とても親近感があった。多くの人に参加してもらい、母校への愛を確かめ合いたい」と話している。
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