2018年07月02日 16:10更新
JR上越妙高駅近くにはじめてとなる宿泊施設、アパホテルが2日にオープンした。冬で雪が降っていても駅から雁木が続き、濡れずにホテルまで来れる。アクセスの良さを生かし、ビジネスやインバウンド利用が期待されている。
アパホテル上越妙高駅前は地上10階建て、シングル・ダブル・ツインの部屋が161室ある。客室は高機能な「新都市型ホテル」を目指し、オリジナルのベッドやユニットバスを備えている。
駅東口から徒歩1分ということで、ビジネス利用向けに会議室が設けられ、プロジェクターも用意されている。
これは人工温泉の大浴場。岡山県で採れる光明石という天然鉱物を使っていて、お湯にミネラル成分を含んでいる。この他、レストランでは地元食材を活かしたメニューを提供している。
2018年7月2日 記者会見の様子
アパホテルでは年間売上げ2億6,000万円、稼働率65%を見込んでいる。また、全体の約30%にインバウンド利用を想定し、上越・妙高という観光立地を意識した、こだわりがある。
アパホテルとフランチャイズ契約を結んだオーナーの田中正人さんは「これから県外・海外の利用客が増えていく。一歩上のサービスを考えたうえで地元採用を優先した」と話す。スタッフは全員地元採用。上越出身のフロントスタッフは「大学時代アメリカ留学経験あり、これを生かして地元をPRしていきたい、上越にはスキー発祥の地などもあるので、アピールできたら」と話している。
営業初日、きょうの宿泊稼働率は約40%。オーナーの田中さんは「駅前で1番の開業となって、このあたりのランドマークタワー的な存在になれれば」と期待を示していた。
アパホテルの通常宿泊料金はシングル1泊1 万3,000円~。開業記念価格として、今年12月末まではシングル1泊5,800円~で宿泊できる。
※2018年7月2日(月)ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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