2018年04月20日 23:07更新

上越市から糸魚川市まで、国道８号線沿いに整備されている久比岐自転車道の安全点検が、19、20日の2日間行われた。

安全点検は、利用者が増える大型連休を前に危険な場所がないか確認するためのもの。20日の点検に参加したのは、自転車道を管理する高田河川国道事務所や県の職員など９人。一行は自転車に乗って上越市名立区から海洋フィッシングセンターがある虫生岩戸までのおよそ14キロを走り、路面や標識をはじめ、休憩場所のベンチや東屋に異常がないか点検した。

一行は、点検だけでなくゴミ拾いもした。高田河川国道事務所によると、自転車ブームもあり多くのサイクリストが久比岐自転車道を利用しているという。

高田河川国道事務所　直江津国道維持出張所の干場所長は「自転車道は歩行者も利用する。トンネルもあるのでサイクリストは十分注意してほしい」と呼びかけていた。

点検の結果、一部で標識が外れていたり道路わきの柵が雪の重みで変形しているところがあったが、大きな危険個所は見つからなかった。高田河川国道事務所では、破損した場所を出来るだけ早く修理することにしている。