2016年12月25日 13:22更新

上越市の夏の一大イベント、謙信公祭をサポートする団体「上越後群龍隊(かみえちごぐんりゅうたい)」が25日、市の補助金を活用して購入した子ども甲冑をお披露目した。群龍隊は謙信公祭の出陣行列や川中島合戦に参加したり、前日準備や片づけをしたりと裏方として祭りをサポートしている団体。メンバーは小学生から60代まで50人ほど。

同団体はこれまで自前の甲冑を所有していなかった。しかし活動を通じて「地域の子ども達に甲冑を着てもらいたい」「上杉謙信公に親しんでもらいたい」との想いがつのり、春日区の地域活動支援事業を活用してこのほど甲冑２領を購入した。

お披露目会では、子どもたちがパーツ一つ一つを装着し、甲冑を身にまとって武将になりきった。子どもたちの中からは、さっそく「来年の謙信公祭に出たい！」と声があがっていた。

同団体の代表は「ずっと待っていた甲冑が届き、盛大に披露できてよかった。いろんな行事に貸し出して、子どもたちに甲冑に興味を持ってもらい、いずれ謙信公祭に参加してもらいたい」と話した。

※2016年12月27日　ニュースLiNKで放送　18：30～