2016年12月24日 17:06更新
東京藝術大学の学生から吹奏楽の指導を受けてきた、妙高市の3つの中学校の吹奏楽部。24日はその成果を発表するコンサートが妙高市文化ホールで開かれた。
コンサートに参加したのは新井中学校、妙高中学校、妙高高原中学校の吹奏楽部のメンバー約80人。本物の音楽に触れ、技術向上に役立てもらおうと、妙高市と教育委員会が平成17年から毎年実施している事業。今年は11月から東京藝術大学で音楽を専攻する大学生と大学院生から4回にわたって指導を受けてきた。
コンサートはその成果を発表する場で、中学生全員がステージにあがり、クリスマスにちなんだ曲などを披露した。会場には、愛好家や生徒の保護者などが詰めかけ、大学生の金管演奏や、中学生の迫力ある吹奏楽に耳を傾けた。
演奏を終えた新井中1年生の男子は「藝大生から良い音色を出すためのコツや、練習方法を教わった。先輩に少しでも近づけるよう日々の練習を頑張っていきたい」と、更なる上達へ意欲を示した。また演奏を聴いた生徒の保護者は「迫力のある演奏でクリスマスにふさわしいプレゼントをもらった。大勢の中で立派に演奏できていて、うれしくなった」と感動していた。
妙高市によると、来年も同様の事業を実施するということ。
※2016年12月28日 ニュースLiNKで放送予定 18:30~