2018年02月07日 11:15更新
小猿屋小学校と春日新田小学校の一部が統合してできる有田小学校の校舎がこのほど完成し、6日上越市議会の議員が教室や体育館などを見学した。
有田小学校は、小猿屋小学校と春日新田小学校の一部を統合し、今年4月から開校する。6日は上越市議会の議員が12月に完成した有田小学校の校内を見学した。
有田小学校は、4階建てで定員は700人。校舎には、各学年4クラスまでの教室がある他、その隣には廊下と一緒になった多目的スペースが設けられている。
地域の人が学校運営などについて話し合う部屋や体育館には、災害に備えた道具を保管する倉庫や非常用の発電機を準備。校門から児童玄関までは、雁木をイメージした屋根の作りになっている。
机やイスなどの学校の備品は、昨年閉校した中保倉小学校や末広小学校などのものが使用される。総事業費は約45億8,400万円。
有田小学校には523人の児童が通う予定で4月11日に入学式と開校式が行われる。また、今月19日から25日まで学校区の人を対象にした見学会が開かれ470人を超える人が訪れる予定。
上越市議会文教経済常任委員会の滝沢一成委員長は「少子化の中、新しい小学校ができることは、なかなかない。特別な小学校ができた。まっさらなノートみたいなものなので、子どもたちがこれからどのような物語を学校で綴っていけるのか我々も見守っていきたい。ここで学べる喜びを児童たちが感じてくれれば」と新校舎の完成を喜んだ。
有田小学校に通う2年生以上の児童は、4月6日から新しい学び舎へ登校し、10日に始業式が行われる。また上越市によると、4年後の平成34年度には、700人を超える児童がこの校舎で学校生活を送る見込みだという。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.