2018年01月16日 13:22更新
上越市清里区のハウスで、春の味覚「タラの芽」の収穫が先週から始まっている。
原木から顔を出す春の味覚「タラの芽」。栽培しているのは、有限会社グリーンファーム清里。地元の山で育てたタラの芽の原木を長さ約10㎝に切り、24℃に保たれたハウスの中で栽培。先週から収穫が始まり、現在最盛期を迎えている。
グリーンファーム清里では、冬の間、稲の苗を育てるハウスを活用してタラの芽、アスパラ菜、ミズ菜、チンゲン菜、コマツナなどを育て、従業員の雇用を維持している。ハウスを活かした雪国ならではの取り組みや、収益力の高い経営が評価され、昨年、農林水産省などが主催する農林水産祭で最高の天皇杯を受賞した。
グリーンファーム清里によると、今年は原木の生育が良く、大きなタラの芽が収穫できているという。また、今年からはコゴミもハウスの中で栽培し販売する計画だ。
スタッフは「タラの芽は天ぷらで食べるのが一番。春を先取りして、温かい気持ちになってもらえれば」と話す。
収穫は、来月まで続く予定。グリーンファーム清里のタラの芽は、上越市大道福田にある農産物直売所あるるん畑で販売される。
※2018年1月16日 ニュースLiNKで放送 初回18:30 ~
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