2017年11月30日 13:56更新
10年以上にわたり、県立中央病院の総合案内でボランティアを続けている齋藤美枝子さんと竹澤良子さんの2人に、29日新潟県から感謝状が贈られた。
感謝状が贈られた齋藤美枝子さん(写真右)と竹澤良子さん
齋藤さんは県職員を退職した12年前から、竹澤さんは小学校の養護教諭として30年近く務めたあと、11年前からボランティアを始めた。2人は週に1回総合案内で手続きで困っている人に声をかけ、案内をしている。こうした活動に対し新潟県から2人に感謝状が贈られた。
県立中央病院の長谷川正樹病院長は「病院に始めてくる人は不安になる。齋藤さんや竹澤さんのような人から声をかけてもらえるような雰囲気は、患者にとって大事なこと」と、感謝の言葉を述べた。
齋藤さんは「健康で過ごせたのはありがたいし、周りに受け入れてもらえたことに感謝している。ちょっとしたことでも“ありがとう”と言われありがたい」と話す。竹澤さんは「自分の専門性を生かせたから10年以上続けてられた。無償のボランティアだが、自分も元気をもらえた」とこれまでを振り返り、感謝の気持ちを述べた。
県立中央病院によると病院では現在、齋藤さんと竹澤さんを含め5人がボランティアをしている。2人はこれからもボランティアを続けていくということ。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.