2025年02月17日 15:16更新
銀世界の山里をキャンドルなどが照らす上越市の冬の風物詩「灯の回廊」が15日(土)、牧区と三和区で行われ、訪れた人が幻想的な雰囲気を楽しみました。
灯の回廊は上越市内の7つの地区でことしも2日間に分けて行われ、合わせておよそ10万本のキャンドルなどが銀世界を照らします。
初日の15日は、三和区と牧区の2つの地区で行われました。三和区の「三和スポーツ公園」では、「巳年」に合わせて高さ3メートルほどのヘビの雪像が作られました。
訪れた人
「黄色や青が混ざっていてきれいだと思った」
三和の自然と地域を育む会 佐藤正春 会長
「その年をどう表現しようかという部分で会員の皆さんが考えて作った。いろいろな災害もあったので良い年になってほしいと巳年に期待をかけた」
また、雪灯籠が1000個、ハート型のイルミネーションが設置され、訪れた人が写真などを撮って楽しんでいました。
三和区が灯の回廊に参加したのは2年目です。去年は少雪の影響で雪を使った演出ができなかった分、ことしは雪と灯りの共演に力を入れました。
三和の自然と地域を育む会 佐藤正春 会長
「『雪と灯の饗宴』が1つのアピール。それが表現できた。ことしは自然な表現ができたので結果として良かったと思う」
一方、牧区の「牧コミュニティプラザ」では、ろうそく3000個ほどに火が灯されました。目玉のひとつが高さ20メートルほどあるジャンボ滑り台です。
訪れた人
「最高だった完成度がすごい。120パーセント」
午後6時からは花火1800発ほどが打ち上げられ、キャンドルと花火の明かりが会場を彩りました。
NPO法人牧振興会 五十嵐修 理事長
「大勢の皆さんに協力してもらい立派な会場にしてもらった。これが牧区の団結力の1つ。ただ、高齢化が進んだり、マンパワーが不足している時代の中では難しい面もあるが、皆さんとよく話し合いながら(今後も)進めていきたい」
灯の回廊は22日(土)にも、安塚区や大島区など5つの地区で行われます。
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