2025年02月07日 15:19更新
五穀豊穣や商売繁盛を願い、キツネを神様の使いとして好物の油あげなどを供える「初午祭」が6日(木)に上越妙高駅近くの大和神社の境内で開かれました。
初午祭は、2月最初の午の日に大和神社で開かれる伝統行事です。境内には、大和地区の今泉や旧茶屋町など、8つの集落の祠、17基が並んでいます。
大和2丁目町内会 古川源光 会長
「いわれは私たちが聞いているのは京都の伏見稲荷神社。大和神社が発する前に各集落の祠があるというのを今の人たちに知ってほしい」
今年の午の日の6日、境内では積雪が80センチほどあるなか神事が行われ、地元の人たち10人ほどが参加しました。
祠の一部はキツネを神様の使いとする稲荷社のものです。このため大和神社キツネの好物、油あげやいなり寿司を供えます。
また神事では、のぼり21本が備え付けられました。のぼりの「正一位稲荷大明神」という文字は大和2丁目町内会子ども会の小学生が書きました。
大和神社 宮守 前川正治さん
「(昔)子どもを一緒に連れて来た時は、あの鳥居の上を歩いて来た。それを考えると、このくらいの雪は、まあまあ。(子どもの頃)親から旗を『正一位稲荷大明神』と書いてもらい、油揚げを1枚持ってお参りに来たもの。ずっと引き継いできてもらっているのは、ありがたい」
大和2丁目町内会 古川源光 会長
「子どもたちに来てほしいが学校がある。記憶に残してもらうために広めていきたい」
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