2025年01月28日 15:08更新
日本酒の寒仕込みが上越市大潟区の竹田酒造店で最盛期を迎えています。
日本酒の仕込みは、雑菌の繁殖が抑えられることなどから毎年、冬に行われます。159年前の1866年、江戸末期創業の竹田酒造店です。寒仕込みは今月上旬から始まり、現在、最盛期を迎えています。はじめに酒米を蒸したあと、タンクの中に発酵を促すための酒母、水、こうじとともに入れてかき混ぜます。
竹田酒造店では蒸した酒米をタンクに入れる前、手でほぐしながら冷ましていました。今シーズンからは機械を導入し、ほぐす作業の効率化を図りました。
竹田酒造店 9代目 竹田成典さん
「 人間の手でファンを使って蒸米を冷ます。(導入前)6~7人が携わって熱いのを一生懸命冷ます作業をしていた。連続放冷機を使うと2人で仕込むことができる。雑菌を抑え込むことができて品質の向上にもつながっていると思う」
今シーズンは、コロナ禍前とほぼ同じ、90キロリットルを仕込む予定です。
竹田酒造店 9代目 竹田成典さん
「今のところは順調に進んでいる。今年は去年に比べればコメが良い。おいしい酒を届けられると思う」
寒仕込みは来月中旬ごろまで、搾り作業は3月中旬に行なわれ、この日仕込んだ酒は、5月頃から販売される予定です。
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