2025年01月28日 11:20更新
夏の高温が全国のコメづくりに影響を及ぼす中、上越地域のコメの品質を高め、安定した供給を目指そうと、JAえちご上越や上越地域の3つの市などが協力することになり連絡会が立ち上がりました。
連絡会を立ち上げたのはJAえちご上越と上越市、妙高市糸魚川市の3つの市と県です。
夏の高温が全国のコメの品質や収穫量に影響を及ぼし、栽培環境が厳しさを増す中、連絡会では上越地域のコメの品質の向上、安定した供給、生産者の所得を上げるなどの課題に取り組み、ブランド化を図ります。
発足式が今月23日に上越市で開かれ、JAえちご上越の羽深真一会長が、今年3月にJAえちご上越がJAひすいとの合併から1年を迎えることに触れ、次のように挨拶しました。
えちご上越農業協同組合 経営管理委員会 羽深真一会長
「異常気象が常態化しているなかで、厳しい状況が今後も続いていくと思うが、より関係機関、行政との連携を強めてこれらに対処していきたい」
このあと上越市、妙高市、糸魚川市、それぞれの市長が共同宣言に署名しました。
上越市 中川市長
「雪解けの水でおいしいコメができるので、消費者に売りのポイントになる。3市とJAと連携してブランディングしていきたい」
妙高市 城戸市長
「3人いれば文殊の知恵と同じ。1自治体ではなく地域全体の問題・課題として、よその地域に負けないようにやる」
糸魚川市 米田市長
「これまで競い合いをやってきた。それをまとめて進めていかなければいけない時代になってきている」
連絡会では今後、定期的に意見交換をして具体的な取り組みを決めることにしています。
えちご上越農業協同組合 経営管理委員会 羽深真一会長
「(上越地域米の)新しい名前も今後検討。聞いただけで上越地域のコメだと分かるような名前を考えPRしたい」
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