2025年01月07日 15:57更新
柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票の実施を目指す市民団体が7日(火)上越市内で集めた署名1万4738人分を上越市の選挙管理委員会に提出しました。
署名を提出したのは、市民団体「県民投票で決める会」の上越のメンバー11人です。会では柏崎刈羽原発の再稼働を問う県民投票の実現を目指し、県に直接請求する署名活動を去年10月下旬から県内全域で実施してきました。
県民投票条例の制定を知事に直接請求するには、県内有権者の50分の1に当たるおよそ3万6400人分の署名が必要で、すでに県内全体でおよそ14万1000人分の署名が集まっています。このうち、上越市内では6回にわたって署名活動が行われ、目標1万7100人分に対し、1万4738人分が集まりました。
この日は県民投票で決める会・上越の片岡豊代表が、市選挙管理委員会事務局の小山清副局長に直接署名を手渡しました。
県民投票で決める会 片岡豊 代表
「能登半島地震があり県民の不安が高まってきているなか、自分の意思で決めていきたいと考えている人達が多くなっていると感じる。より多くの人に県民投票への関心を持ってもらうためのイベントを企画したい」
署名は来月10日、改めて県内各自治体の選挙管理委員会に一斉に提出され、署名の確認が行われます。その後、知事が議会に提案し、可決されれば県民投票が実施されることになります。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.