2024年12月20日 07:14更新
上越市の文化財で浦川原区の飯室集落に伝わる里神楽「飯室神楽」を教わってきた浦川原小学校の4年生が、19日(木)うらがわら保育園で神楽を披露しました。
「飯室神楽」を披露したのは、浦川原小学校の4年生16人です。地元の歴史や文化を学ぶなかで、浦川原区飯室集落に古くから伝わる「飯室神楽」を地元の保存会から教わり、春から週1回、練習してきました。 19日はうらがわら保育園を訪れ、年長園児14人の前で披露しました。
はじめに獅子が田畑を荒らします。
続いて、天狗が獅子を探して成敗します。
このあと獅子が園児の頭をかみ、健康を願いました。
年長園児
「てんぐと獅子が戦ったときにてんぐが剣を振り回して怖かった」
「すごかった。怖くなかった」
児童は10月、区内の敬老会で「飯室神楽」を披露しました。会場では年長園児も見学し、園に帰ってから神楽のしぐさをまねて遊んでいたということです。児童は、このことを知り、神楽を園で披露することにしました。
児童
「獅子を演じた。工夫したのは園児に向かって御影(ごえい)を振りかけたところ。園児がいいリアクションをしてくれてうれしかった」
児童
「言葉を丁寧にしたり優しい感じにした。将来は伝統を受け継いでいきたいので、子どもの頃にちゃんと覚えたい」
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