2024年12月19日 17:04更新
北陸新幹線上越妙高駅の西口に5階建てのオフィスビル「HIDA office」が完成し、19日(木)に関係者にお披露目されました。首都圏からのアクセスのよさを生かしIT企業を中心に、新たな拠点となることが期待されています。
上越妙高駅西口に完成した、飛田観光開発が建てたオフィスビル「HIDA office」です。鉄骨造5階建てで延床面積は1715平方メートル。2階をのぞいて、全て企業用のオフィススペースで最大で16社入ります。
室内からは東側に上越妙高駅、西側に妙高連山が一望できます。
2階は入居者が使える共有の多目的スペースになっています。キッチンやカウンターなどがあり、入居者同士の交流や来客対応などに利用できるほか、リモートワーク用のスペースもあります。ビルの建設には国と上越市が合わせておよそ1億円を補助しています。
19日(木)の披露会には中川市長や関係者などおよそ30人が招かれオフィスを見学しました。
中川市長
「地元の子どもたちがITデジタルの勉強をして地元で就職をするという姿を作っていかなければ。イノベーション支援・DX改革の中心になる、ハブになるビル」
オフィスビルでは入居企業を募集しています。すでに首都圏や関西のIT企業3社から応募があり、来年1月からの入居が決まっています。
飛田観光開発 取締役統括部長 福島智美さん
「2階のスペースを交流の場として、革新的な発想で仕事ができる空間、そのように使ってもらえれば。上越妙高駅西口周辺でいろいろな開発をしているが、定住人口・交流人口が増えるよう取り組んできた。その一端になればうれしい」
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