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関山神社 国の登録有形文化財に

2017年11月17日 17:12更新

火祭りなどで知られる妙高市の関山神社の社殿が登録有形文化財に登録されることになった。登録されることになったのは、一般的に社殿と呼ばれている「本殿・幣殿・拝殿」と、本殿の中心に置かれ御神体が納められた建物「宮殿」のふたつ。

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いずれも今年5月に関山神社から文化庁に対して申請が出され、17日文化庁から諮問を受けた文化審議会が登録にふさわしい文化財として答申した。妙高市教育委員会によるいと、「本殿・幣殿・拝殿」は、神道と仏教を一緒に信仰していたおよそ200年まえに、この地にあった宝蔵院が関山権現社として建てたもの。築200年の寺社建築で神道と仏教が結びついた神仏習合の形式を残している妙高市内唯一の建造物という。一方「宮殿」は、さらに30年ほど古い建物で、作られた当時は宝蔵院のご本尊がおさめられていた。その後、明治時代に神道と仏教をわけるようになってからは、関山神社の御神体が納められていて、こちらも神仏習合の形式を残しているという。

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ともに妙高山信仰の中心的存在で地域を代表する建造物とされている。現時点での妙高市内の登録有形文化財は、万内川の砂防堰堤など15件ですべて土木構造物。関山神社は妙高市内で初めて建物の登録有形文化財になる。登録を受け氏子総代の内田正三さんは、「6年がかりで働きかけてきた成果。新しいシンボルにもなり非常にうれしい。」と今後の盛り上がりに期待を寄せていた。

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