2024年11月20日 10:55更新
休憩所になっている直江津屋台会館などをイベントに活用し、上越市立水族博物館うみがたりに立ち寄った観光客などの滞在時間や消費額などを調べる社会実験が16日(土)に行なわれました。
イベントは「なおえつ屋台パークプロジェクト」と題し、上越市の通年観光計画に合わせて初めて開かれました。社会実験の一環で、直江津屋台会館と隣の海浜公園で毎月イベントを開くほか平日もキッチンカーが並ぶよう、先月から出店者を募集するなど準備が進められてきました。
ねらいは今ある施設を有効活用してうみがたりに立ち寄った観光客などに少しでも長く留まってもらい、お金を使ってもらうことです。
上越市魅力創造課 井部友博 主任
「うみがたりだけでなく、直江津地区全体に商店街などたくさんの魅力がある。『直江津に行こう』と直江津が目的地になるように取り組みたい」
今回のイベントのテーマは「うみ」です。屋内では来場者が描いた魚の絵をコンピューターに取り込んで動かす「お絵かき水族館」、魚釣りを楽しむゲームなどが行なわれました。
一方、屋外にはキッチンカーなどが並びました。
柏崎市から
「ネットでイベントを調べて来た。楽しいし子どもも喜ぶ」
長野県から
「うみがたりのあとに来た。上越には海水浴などで来る。お昼ご飯、食べるところに困るので、ついでに寄ると1、2時間延長すると思う」
会場にはQRコードが設置され、イベントの来場者にスマートフォンによるアンケートが行なわれました。項目は住所、訪れた場所と目的、今回のイベントで使った金額など30点ほどあります。
プロジェクトでは、屋台会館などを活用したイベントを1か月に1回以上、来年9月まで続けアンケート結果を通年観光計画に生かすことにしています。
上越市魅力創造課 井部友博 主任
「今回が大きなイベントとしては1回目なので、まだまだこれからだと思う。直江津の魅力を社会実験に取り込めるよう、地元の方々と意見交換をしながら進めていきたい」
今後のイベントの予定は「なおえつ屋台パークプロジェクト」のホームページやインスタグラムで発信することになっています。
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