2024年11月13日 15:56更新
今年の夏、上越市内の海水浴場を訪れた人の数は8万2000人あまりで、コロナ禍で最も少なかった令和3年度の7万4000人に次いで2番目の少なさとなりました。 市では要因について、能登半島地震や鵜の浜海水浴場の砂浜が強風や高波で削られたことへの風評被害の影響が少なからずあったのではと見ています。
県の発表によりますと、市内には「たにはま」、「なおえつ」、「柿崎中央」、「鵜の浜」の4つの海水浴場があり、この夏訪れた人の合計は8万2000人あまりでした。去年と比べて3割ほど減り、コロナ禍で最も少なかった令和3年度の7万4000人に次いで2番目の少なさとなりました。
このうち、鵜の浜海水浴場は県内から訪れた人の数が460人ほどで去年よりも9割以上減りました。またなおえつ海水浴場は、県外から訪れた人の数が2万6000人ほどで3割以上減りました。
今年1月 なおえつ海水浴場
今年3月 鵜の浜海水浴場
市では訪れた人が減った要因について、7月の梅雨明けが遅く、天候に恵まれなかったこと。なおえつ海水浴場が能登半島地震の津波被害を受けたことや、鵜の浜海水浴場の砂浜が強風や高波で削られたことへの風評被害が少なからずあったのではとみています。
市では来年度に向けて引き続き海岸の安全対策を行い、県内外の海水浴客を呼び込みたいとしています。
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