2024年11月08日 12:45更新
上越労働基準監督署は8日(金)、労働安全衛生法違反の疑いで、一般財団法人 上越市環境衛生公社と同社の理事2人を新潟地方検察庁高田支部に書類送検しました。
上越労働基準監督署によりますと、今年7月4日、上越市頸城区で上越市環境衛生公社が、自社の40代男性作業員にマンホールポンプの点検作業を行わせていましたが、帰社時間になっても帰社しないため、同僚が点検場所を確認したところ、マンホールポンプの底にいる男性を発見しました。男性は救出されましたが、死亡が確認されました。事故当時の予定では、マンホールの中には入らず、目視で点検することになっていたということです。(マンホールポンプ…家庭から出た生活排水を一時的にためたり、生活排水処理施設へ送り出すための設備)
同社は点検作業を行わせるにあたり、マンホールポンプの中への墜落を防止する措置を講じていなかった疑いです。
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