2024年11月10日 12:00更新
ブドウや熟成などが最高の品質になった年にだけ作られる上越市「岩の原葡萄園」の最高峰のワイン、「善兵衛」が来月7日に発売されることになりました。
「善兵衛」はブドウ、醸造、熟成、すべてにおいて最高の品質になった年にだけ作られるプレミアム赤ワインです。岩の原葡萄園の創業者、川上善兵衛の名前が商品名になっていて、1986年に初めて発売されて以来今回は8年ぶり6回目です。
岩の原葡萄園 醸造技師長 上野翔さん
「色が濃い。赤い色調が濃いほどブドウの品質が良かった証。フルーティーで熟成された樽の香りも楽しめる」原料となるブドウはおととし収穫されたものです。この年は雨が少なかった影響で実は小さくなりましたが、8月以降、夜の気温が下がり、甘さや渋みが例年と比べて1.5倍に増えました。また剪定をして1つの枝にできる房を1つに制限することで栄養を集中させ、味を凝縮させました。醸造では川上善兵衛が生み出した品種、マスカット・ベーリーAをメインに3種類のブドウをブレンドし1年3か月熟成させました。
「善兵衛2022」は来月7日に発売されます。720mlで1万6500円(税込)3600本限定です。
上越市北方にある岩の原葡萄園のワインショップやオンラインストア、県内外の酒店などで販売されます。
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