2024年10月07日 14:15更新
上越市在住の50代女性が、現金およそ298万円をだまし取られたことが7日(月)までにわかりました。警察では特殊詐欺事件として捜査を進めています。
警察によりますと、被害者の女性は今年9月24日、スマートフォンのSNSで副業関係の情報を検索していたところ、動画の閲覧で数百円がもらえるという仕事を見つけ、その情報を掲載していた自称日本人の女と知り合い、友達登録をしてチャットでやり取りを始めました。女性は指定された動画を見て、自身の口座情報を相手に伝えたところ、数千円の入金があったということです。
さらに女性は、女から暗号資産の投資をすすめられ、その投資サイトで資産運用を始めました。しかし、サイトが誤作動の表示となり、相手から「サイトの誤作動を解除するためにお金が必要」、「ほかの投資家に迷惑がかかっている」、「延滞金も必要」、「解除になれば全額返金する」などのメッセージが送られ、女性は言う通り、9月24日から28日までの間、合計5回にわたって合計およそ298万円を指定された口座に振り込み、だまし取られました。
女性は家族に相談して被害に気づき、警察に被害届を出しました。
警察ではSNSでの投資話には乗らず、不審に思った場合は身近な人や警察に相談するよう注意を呼びかけています。
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