2024年08月31日 00:00更新
台風10号の接近を前に、上越市清里区の農業生産法人グリーンファーム清里では、収獲時期を迎えている品種の稲刈りを急ピッチで進めています。
30日(金)稲刈りの様子
グリーンファーム清里では、早生品種の「こしいぶき」と、もち米の「わたぼうし」の稲刈りを予定より5日ほど早く始めています。
保坂一八 代表取締役
「台風で倒伏すると品質的にも落ちて作業が悪くなり、1日で出来る作業が2~3日かかるようになる。もみすりしたが、心配ないようなので早めに刈るよう対応している」
収穫を急ぐ理由は、ほかにもあります。それはコメ不足です。去年の猛暑や水不足による不作で、全国的にコメが不足しています。
保坂一八 代表取締役
「世の中でコメが不足している。市場からも『早くコメを届けて』という声があり、要望が高まっている。一日も早くお届けしたい」
グリーンファーム清里では、今年180ヘクタールでコメを栽培していますが、台風が接近する前に30ヘクタールの田んぼで稲刈りを終わらせたいと作業を急いでいます。
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