2024年08月28日 18:42更新
医師不足などにより新潟労災病院が来年度閉院するため、上越地域医療センター病院が歯科口腔外科の機能を受け入れます。医療センター病院では改修工事を早ければことし11月上旬から来年度にかけて行ない、患者を再来年度から受け入れて切れ目のない医療サービスにつなげることにしています。
医療センター病院は、労災病院が来年度閉院するため歯科口腔外科の機能を受け入れます。医療センター病院には現在、歯科口腔外科がありません。このため在宅医療支援センターがある部屋に新たに設けます。
これに合わせ、在宅医療支援センターで行なっていた訪問看護ステーションと訪問リハビリテーションの機能は院内の別の部屋に、在宅介護や障がい者を支援する事業所は寺町2丁目の福祉交流プラザにそれぞれ移します。
また、歯科用の診療台やレントゲンの機械など、医療器具の整備を今年度から来年度にかけて行ないます。
歯科口腔外科の開院は令和8年度で、労災病院の年間の患者数(令和3年度)、延べ1万1500人あまりに加え、新しい患者も受け入れる方針です。
全体の事業費はおよそ5億5600万円で、県の補助金を活用します。
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