2024年07月29日 10:30更新
上越市の水源地である正善寺ダムの見学会が開かれ、参加者はふだん入ることができない深さ40メートル、気温10度前後のダムの内部を歩きました。
見学会はダムの役割を知ってもらおうと、毎年この時期に開かれています。参加したのは親子連れなど27人です。
はじめに正善寺ダムの水は市内や妙高市に供給されていること、日照りが続いて川の水が減ると、魚などの生き物が住めなくなるため、ダムの水を放流して川の水を安定させるなど役割について説明を受けました。
続いて階段を200段ほど降りて、地上からおよそ40メートルにあるダムの内部の施設に向かいます。
この日の高田の最高気温は33.6度でしたが、ここは気温10度ほどです。
参加した子ども
「すごく寒かった。水に耐えられる頑丈な施設がすごい」
施設ではダムのゲートを開けたり閉めたりできるほか、ダムのゆがみなどを点検する設備があります。
参加した子ども
「いつも見られない場所だったからすごかった。きれいな水にしているところがすごいと思った」
上越地域振興局 地域整備部 上野泰雄さん
「洪水対策、川の水が減った時に放流して生態の維持、水道水に使うといったダムの役割を覚えてもらえるとうれしい。ダムは雨の降った水を溜めて飲み水などに有効に使っているので夏場は大事に水を使ってほしい」
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