2024年07月25日 08:00更新
上越市の多くの小中学校で24日(水)1学期の終業式が行われました。このうち今年度末に閉校する上越市立里公小学校では、あす25日(木)に活動を終える高田駐屯地音楽クラブが演奏を披露しました。
里公小学校は今年度末に閉校し、三和区内にある美守小学校上杉小学校と統合して来年春、三和小学校になります。24日(水)は終業式に合わせ高田駐屯地音楽クラブのメンバー11人が学校を訪れました。全校児童110人を前にサックスやトランペットで演奏しながら「夏祭り」や「ふるさと」など4曲を披露しました。
高田駐屯地音楽クラブの矢島久士 クラブ長は「心の中に思い出があれば里公小学校はなくならない。(将来)上越を離れる人もいる『ふるさと』を思い出してほしい」と児童に話しました。
児童
「息のそろった演奏で、最後にふさわしいと思った。いろいろな音が重なっていてすごい」
音楽クラブは1957年に発足し、67年間、上越市や妙高市内のイベントなどで演奏してきました。しかし演奏の練習時間を確保するのが難しくなったことからあす25日で活動を終えます。
演奏は閉校前の思い出にしてもらおうと、学校区にある日和町町内会の会長、野口喜久雄さんが企画しました。町内に現役の自衛隊員がいることから、その隊員を通じて実現しました。
高田駐屯地音楽クラブ 矢島久士 クラブ長
「いい思い出として心に残ってもらえれば。私たちもこれが締めくくり。次のステップへ、前へ向いて歩いていければ」
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