2024年07月28日 04:00更新
上越市頸城区を拠点に活動している読み聞かせサークルが、地元を題材にしたオリジナルの絵本を朗読してDVDに収録し、販売を始めました。
DVDを制作したのは、頸城区で活動している読み聞かせサークル「ワンダーランド」です。サークルがかつて制作したオリジナルの絵本「頸城鉄道物語コッペルじいさんのひとりごと」と、地元に伝わる物語をまとめた「頸城の伝説」が収録されています。
市の補助金を活用し、絵本に掲載した絵や写真にあわせて、サークルの代表、大越さとみさんが朗読し、ピアノ演奏を加えて完成させました。
頸城鉄道物語は、小型蒸気機関車コッペル号が、かつて大正、昭和と頸城野を走っていた時代から、廃線を経て、くびき野レールパークに保存されるまでを描いた物語です。
ワンダーランド 大越さとみ代表
「音を入れる時にピアノの演奏を入れたり、コッペルの場合は当時の汽笛の音を入れた。汽笛が入っているのと入っていないのとでは臨場感が全然違う。コッペルが走ってるのが伝わってくる」
また「頸城の伝説」には地元の大池と小池に伝わる大亀と大蛇の戦いの話など、地元に伝わる物語3編が納められています。
DVDは21日(日)くびき野レールパークの公開日に会場で販売されました。
購入した来場者
「実際コッペルに昔乗っていた。コッペルは今からすればゆっくり田んぼの真ん中を走る電車だった」
あわせて会場では紙芝居が上演されました。
紙芝居をみた子ども
「コッペルじいさん楽しかった」
「お相撲さんが500人乗っていた」
保護者
「ちょっとした地元の歴史を楽しみながら子どもが学べるのは良い」
大越さとみさん
「昔の人が頑張って作りあげ、後世に残したいと頑張る姿、地域の歴史に興味を持って地域の人たちのことを知る、地域に愛着を持ってもらえたらうれしい」
購入に関する問い合わせと注文はワンダーランドで受け付けています。また、上越市立図書館頸城分館で貸出を行っています。
■問い合せ:読み聞かせサークル「ワンダーランド」℡ 025-530-3448
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.