2024年07月16日 15:15更新
妙高市の関山神社で火祭りが13日(土)と14日(日)行われ、伝統の仮山伏の棒遣いが披露されました。
仮山伏の棒遣いは戦国時代に山伏たちが神社を守ろうと考案した武術を基に、受け継がれている演武で県の無形民俗文化財に指定されています。本来であれば20から30代の男性が演武を披露しますが、今年も希望者がいなかったため、指導役のほか、すでに卒業した演武経験者を含む6人が代理で、なぎなたや六尺棒を使って22種類の演武を披露しました。
仮山伏の棒遣いを披露 小山 紅季さん
「無事に演武を終えて一安心。人がいないと今いる人数で回すことになる。いろいろ考えていかなければいけない」
仮山伏の棒遣いを披露 斎木 大和さん
「新たにやってくれる人がいない中でその中でもやってくれる人がいる。なくなってほしくない」
この日は毎年恒例になっている地元の妙高小学校による子ども仮山伏も行われ、5・6年生14人が演武を披露しました。
こども仮山伏を披露
「本番声が出て満足感。できれば来年もやりたいが中学生になってしまう。新6年生の演武を見に行きたい。大人になっても仮山伏をやりたい」
見物客
「子どもたちも頑張ってくれている。一緒に盛り上げてほしい」
関山神社仮山伏伝承会 齊木庄一郎 会長
「ぜひ継承してもらい子どもたちに手を挙げてもらい一生懸命練習したものを演武してもらえれば1番いい。若い人たちにもお願いしたい。ぜひやってくれる人がいたら教えていきたい」
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