2024年07月08日 17:45更新
上越地域のエダマメの出荷が始まっています。JAえちご上越では今年、栽培品種を8品種に絞って指導や管理を徹底し、売上げ1億円を目指しています。
出荷作業は例年通り今月1日から始まりました。上越市藤巻の施設には、上越市と妙高市で収穫されたエダマメが運び込まれています。機械や手作業で色や形を確認し、袋に詰める作業が行われています。
JAえちご上越 営農部販売課 後藤直行さん
「今は言ってきているエダマメは比較的きれいなものが多い。一部今年5、6月の高温の障がいを受けているものもあるが、この先入ってくるものはいいものだと期待」
袋詰めされたエダマメは、上越市や妙高市のスーパーで販売されるほか、関東に出荷されます。
JAえちご上越ではエダマメのブランド化に取組み、売上げ1億円を目指しています。JAえちご上越によりますと去年は猛暑の影響で県内のほかの産地では、収量が例年の7割ほどに減りました。しかし、JAえちご上越管内ではほとんどの農家が水田を土壌にしていることから水分を保つことができ、計画していた収量のおよそ9割、100トンを確保でき売上げは6800万円でした。
今年は3月にJAひすいと合併し、エダマメの栽培面積は上越市、妙高市、糸魚川市をあわせて73ヘクタールになりました。売上げ1億円達成に向けてJAの職員が細やかな指導ができ管理が行き届くよう、これまでの14品種から8品種に絞って育てています。
JAえちご上越 営農部販売課 後藤直行さん
「生産の指導体制を強化するため、生産者に収量や品質のいいものを絞った。外観品質のよいものを選んでいる。白毛から茶豆をシーズンを通して出荷している。その時期のエダマメを選んで食べてほしい」
JAによりますと、売上げ1億円を達成するには140トンほどの収量が必要だということです。今年は2年前の過去最高の販売量104トンを上回る156トンを目標にしています。エダマメの出荷作業は9月末まで続くということです。
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