2024年06月13日 14:25更新
上越地区の中学生の陸上大会が、12日(水)までの2日間、高田城址公園陸上競技場で行われました。
大会には上越市、妙高市、柏崎市などの中学校41校から、およそ800人が出場しました。12日(水)は高田の最高気温が30度に迫る夏日となるなか、トラックとフィールド合わせて17種目が行われました。
このうち、女子1500メートルの決勝には、予選を勝ち上がった18人が出場しました。注目は、新井中学校3年、2連覇を狙う相浦依莉紗選手です。立ちはだかるのは、前日の800メートルで優勝した中郷中学校1年の杉山愛理選手です。
前半は、白と赤いユニフォーム新井の相浦選手が集団を引っ張ります。緑のユニフォーム中郷の杉山選手は後ろにぴたりとつきます。
試合が動いたのはラスト1周でした。杉山選手が先頭に出ますが、相浦選手も必死にくらいつき一騎打ちに。
勝負は最後の100メートルまでもつれこみ、相浦選手が再び前へ。自己ベストを5秒更新する好記録で2連覇を達成しました。
新井中学校3年 相浦依莉紗選手
「800メートルは負けてしまったので、1500メートルだけは譲れないという気持ちだった。最初は遅く入ってしまったが、ラスト1周でペースを上げてついていくことができた。強いライバルがいて『負けない』気持ちに火が付く。県大会では3位以内を目指して頑張りたい」
大会の最終種目は、学校対抗のリレーです。男女ともに予選を勝ち抜いた8チームが出場しました。
男子の部は、1位が糸魚川。0.2秒差で2位が新井でした。
新井中学校3年 霜鳥瑛叶選手
「負けて悔しいので、上位大会では勝つ。バトンパスをもう少し磨き、みんなで協力・支え合って強くなりたい」
また、1、2年生のみが出場できる低学年リレーも行われ、男子の部は新井が優勝しました。
低学年リレーを除き、各種目上位8位までが、7月20日(土)と21日(日)に新発田市で開かれる県大会へ出場します。
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