2024年06月08日 18:07更新
誰でも自由に使えるバスケットボールの屋外コートが上越市下門前に完成し、8日(土)から利用が始まりました。
バスケットボールの屋外コートは、上越市下門前にあるレストラン「トラットリア ラ・ペントラッチャ」の西側にある大割公園に完成しました。
広さは一般的なコートの半分のサイズで縦15メートル、横13メートルです。ゴールは1つで、リングの高さを変えることができます。地面はアスファルト塗装で、水はけがよく、ドリブルの音が抑えられる素材を使っています。
コートの名前は「Joetsu Rainbow Basketball Park」です。由来はコートの設置に向けて中心になって活動してきた、上越市に住むバスケットボール愛好家、山岸奈々さんの名前からとりました。
山岸奈々さん
「名前の奈々(なな)と七(なな)色から、虹(レインボー)を連想してつけた。虹色のようにいろいろな人が集まって、自由に楽しめる素敵な空間になってほしい」
オープン初日の8日は、市内の家族連れが早速バスケを楽しんでいました。
訪れた小学生
「ボードもしっかりしていて楽しい。いつもは自宅の敷地でやっている。こんな広い場所は初めて」
発起人の一人でペントラッチャのオーナー、高波利幸さんはボランティアで公園の草刈りをしています。公園を子どもたちや地域の人たちにもっと利用してもらいたいと、山岸さんと一緒にコートの設置に向けて取り組んできました。
高波利幸さん
「都会的で洗練されたデザイン。地域の人やバスケ愛好家にどう活用してもらえるか期待している」
今回コートの設置にあたり、費用の一部は今年4月から2か月間、クラウドファンディングで募りました。その結果、目標の100万円を超える支援が寄せられたということです。
山岸奈々さん
「うれしい気持ちでいっぱい。皆さんに支援していただいて素敵なコートが地元にできた。皆さんにバスケを楽しんでもらいたい」
今後はコートを広げる計画もあるということです。コートの利用は無料で、利用時間は日の出から日没まで。車はペントラッチャの駐車場を利用できます。
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