2024年06月08日 14:00更新
来月からの「高田城址公園観蓮会」を前に、ハスの葉や根を食べる害虫の駆除が7日(金)から始まりました。
高田城址公園のお堀では、ハスの葉や根を食べるイネネクイハムシの駆除が20年前から毎年この時期に行われています。駆除には、ほかの生き物に影響が出ないよう殺虫剤を使いません。代わりに、子ども用のソリに中性洗剤を混ぜた粘りのある水を張ります。
ソリはハムシが寄ってくる黄色です。この習性を生かして誘い込みハムシを捕まえます。ハムシの大きさは6ミリほどです。
7日は公園の職員やシルバー人材センターのメンバー合わせて11人が作業をしました。
ソリは4台をつないで浮かべます。場所は毎年、被害の多い西堀橋の近くで15か所に合わせて60台を浮かべました。
高田城址公園管理人 宮﨑直樹さん
「設置からしばらく経つと、ボートに虫が入っているので効果はある。しっかりハスの成長を見守っていきたい。観蓮会ではサクラと並んで見事な花の咲き具合を楽しみながら高田城址公園を散策してもらえれば」
ハムシの駆除は、ハスの花が見ごろを迎える来月中旬まで続きます。
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