2024年05月09日 11:37更新
4月25日(木)に選ばれた上越市地域協議会委員の任命書交付式が8日(水)行われ、委員380人が身近な課題の解決に向けて決意を新たにしました。
地域協議会委員には28の区から380人が選ばれました。任期は今年4月29日から令和10年4月28日までの4年間です。
8日(水)は任命書の交付式が行われ、それぞれの区の代表が中川市長から任命書を受け取りました。
このあと、市の職員から地域協議会の役割について説明を受けました。地域協議会は地域の課題について、解決方法をそこに暮らす人たちが話し合い、市長に意見書を提出することができます。また、区内にある公の施設の設置や廃止などを決めるとき、市長からの諮問を受け答申します。
市では委員が会議に参加しやすくするため、子どもを一時的に預けられるようにしました。またパソコンやスマートフォンなどを使い、オンラインで出席できるようにしました。
中川市長は「区の維持・発展に向け主体的な話し合いを重ね地域のご意見として聞かせてほしい」と委員の活躍に期待を寄せていました。
中川市長
「地域協議会が地域の皆さんにとって身近な存在になることを期待」
今年は公募で定数に達した区が28区中5区に留まり、市では個別に打診して委員を追加で選びました。女性の割合は23%で、前回より5ポイントほど高くなりました。また前回いなかった20代が1人選ばれたほか、30代が18人と6倍に増えました。平均年齢は61.7歳と2歳ほど低くなりました。
委員
「ことしで26歳(委員最年少)。自分が生まれ育ってきた地域を活性化女性、若者ならではの視点で頑張りたい」
「10年ほど前に1度やったことある。高齢者の介護の事業をしている。介護を受けていても元気な高齢者が多い。そういった方々と地域とのマッチングを考えていきたい」
「不動産関係の仕事をしている。空き家が増えている。その対策をしたい。経験を生かしていきたい」
それぞれの区では、定例の会議が5月13日(月)から順次行なわれます。
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