2024年05月03日 09:00更新
上越市十二ノ木にある横山農園では10年ほど前からアスパラガスを栽培しています。今年の収穫は例年通り先月30日(火)から始まりました。
出荷基準となる長さ26センチを超えたものを専用のはさみで切っていきます。この時期のアスパラガスは「春芽」と呼ばれています。
冬の間、土の中にある芽が雪の下で甘みを蓄えたあと、雪消えとともに顔を出し始めます。
横山農園 横山稔男さん
「春芽は去年の親株の養分だけで出てくる。味が濃く甘くておいしい」
アスパラガスは夏場も収穫できますが去年は猛暑や水不足により、夏の収穫量が減りました。横山さんは春の収穫量に影響がでないか心配していましたが、いまのところ生育は順調だということです。
横山さん
「今年も春芽はおいしいアスパラガスができた。太いのは焼いて食べるのがおいしい。西洋野菜なので肉とか油ものにも合う。アスパラガスは細いほど甘く太いほどみずみずしい」
春芽のアスパラガスの収穫は5月下旬ごろまで続き、市内の農産物直売所、旬菜交流館あるるん畑で販売されています。なお「夏芽」の収穫は来月から9月までで、こちらは「春芽」よりも歯ごたえがあるということです。
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