2024年04月17日 11:27更新
バスケットボールの屋外コートが、上越市内の公共施設で初めて今年の夏に上越市下門前に設置されます。誰でも気軽に遊べる場所として、市内のバスケットボール愛好家が、現在クラウドファンディングで支援を募っています。
コートが設置されるのは、上越市下門前にある飲食店「トラットリア ラ・ペントラッチャ」の西側にある公園です。ペントラッチャのオーナー 高波利幸さんが、公園の草が伸びていたのを見て子どもたちが遊べるようにと草刈りをしました。
高波利幸さん
「去年から公園の草刈りを、町内の分担で担当することになった。草刈りをしたら、子どもたちがボールを持って遊びに来た。にぎやかで楽しそうな様子を見て、有効活用を考えてみようと思った」
設置されるのは縦15メートル、横14メートルの一般的なハーフコートです。公園の敷地の半分ほどを活用します。設置されるゴールは1つで地面はアスファルトで舗装をします。公園は市が所有していて、コートの設置は市や地元の町内会から許可を得ています。かかる費用は400万円の見込みです。
設置に向けて費用の一部を、高波さんの知り合いで市内在住のバスケットボール愛好家、山岸奈々さんがクラウドファンディングで募っています。目標は100万円です。
代々木公園の屋外コート 写真提供:山岸さん
活動に協力する 山岸奈々さん
「(子どもの頃)家の前でドリブルしたりシュート練習をしていたが、友達と集まって一緒に練習することはできなかった。そんな中、高校卒業後に遊びに行った代々木公園で、大会を見たり集まった人と交流するなかで屋外コートの魅力を知った。地元にもそんな新しいことが始まる屋外コートができればと」
クラウドファンディングの募集サイトは「CAMPFIRE」です。一口1000円からで、5000円以上支援するとオリジナルTシャツがもらえます。期間は来月31日までです。
山岸奈々さん
「体育館だと外から見えないが、屋外コートは通った人の目にとまる。この場所を通して、年齢問わずバスケ楽しいなと集まってもらいたい」
コートは今年7月の完成を予定しています。
コートの名前は、世代に関係なく気軽に集まってほしいという願いを込めて「Joetsu Rainbow Basketball Park」と名付けました。設置後はイベントなども開いていきたいということです。
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