2024年04月07日 08:00更新
上越市本町2丁目に、地元の偉人や食材などをテーマにしたお菓子を製造販売する店「百々福堂(ももふくどう)」が3月にオープンしました。
百々福堂がオープンしたのは上越市本町2丁目の本町通り沿いで、石田眼科医院の道を挟んで向かい側です。店先にある色鮮やかな看板が目印です。
百々福堂は上越市内で長年、不動産業を営んでいる佐藤紀子さんが2021年10月に創業。上越の偉人や歴史、花、観光スポットなどをテーマにしたお菓子を作ることで地域内外の人たちに喜んでもらい、町を元気にしたいとはじめた菓子工房です。もともとお菓子づくりが好きだった佐藤さんは製菓学校に1年間通い、製菓衛生師の資格を取得しました。
前島密のキッテサブレ 1枚160円(税込)
同店では上越市出身で「日本近代郵便の父」と呼ばれる前島密のイラストを刻印して、上越産米粉と小麦粉を使って焼き上げる「前島密のキッテサブレ」や、佐藤さんが惚れ込んだ津南町の特産 雪下にんじんジュースを使った「雪下にんじんミルクゼリー」などの看板商品があります。これまではオンラインストアをはじめ、上越妙高駅や道の駅あらいなど人が行きかう交流スポットで販売されていました。
製造する商品が増え、工房が手狭になったことから商店街に移転し、工房だけでなく店舗もオープンさせることになりました。
雪下にんじんミルクゼリー 1個290円(税込)
看板商品の「前島密のキッテサブレ」、「雪下にんじんミルクゼリー」は1個から販売しています。
桜ケーキまんじゅう 1個200円
生ミルクシフォン 400円(税込)、生笹だんごシフォン 450円(税込)
新店舗のオープンを機に、あんこが入ったサクラ形のまんじゅうの上にピンクのチョコレートをかけた4月末までの季節限定商品「桜ケーキまんじゅう」や、ふわふわのシフォンケーキにクリームを挟んだ「生笹だんごシフォン」、「生ミルクシフォン」といった新商品も販売されます。
今後はお菓子だけに限らず、地元の酒蔵の酒粕を使った酒粕ディップの販売をゴールデンウィーク頃に予定しています。酒粕ディップはクラッカーなどにのせて食べるもので、お酒のお供に最適の一品だということです。
また、今年の夏ごろに店頭でアイスやかき氷、ドリンクなどのテイクアウトでの提供を予定しています。店の軒先が広くなっているため、そこにベンチやテーブルを用意して、町歩きの休憩スポットとして利用してもらえるように整備する予定です。
百々福堂のスタッフの皆さん
百々福堂 佐藤紀子さん
「小さな店ですが、気軽に立ち寄っていただけるような店づくりを心掛けています。商品はひとつから販売しています。お茶請けはもちろん、ご贈答用にもぜひお買い求めください。お気軽にお越しください」
店舗情報
百々福堂(ももふくどう)
■住所:上越市本町2-1-9
■電話:TEL080-6242-1847
■営業時間:10:00~16:00
■定休:土・日曜、祝日
※ただし、観桜会期間は土曜営業
■ホームページ:https://momofukudou.jp/
■インスタグラム:@momofuku8639
■駐車場:店の前に2台、店の後ろに4台
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